私有地に何度も駐車してくる一般人にリベンジした農家の男性の作戦とは?
農家が楽な仕事でないことは皆さんご存知なのではないでしょうか。早起きして、1日中照り付ける太陽の元で肉体労働を行います。これは、私有地への無断駐車をやめるよう要請したにも関わらず効果が見られなかったとある農家が、自分でこの状況をどうにかする決意をし、見事に実行できた話です。もう相手を伺いながら丁寧にお願いをするという忍耐はとっくになくなっており、無断駐車を行う人達に本気で教訓を叩きこむ必要があったのです。
農家のダヴァオ・べデコヴィック
人々が考えなしに駐車場として勝手に利用している土地を所有しているのは、農家のダヴァオ・べデコヴィック。この土地と鉱物が豊富な土壌は農作業にとって重要ですが、1週間に1度、彼のすべての努力が踏みにじられます。
べデコヴィックは謙虚な男性で、自分自身や自分の土地に注目を集めたいとは思っていません。しかし、自分の土地に無断で駐車する人達を戒めるための彼の仕返しを収めた動画がバズり、べデコヴィックの人生は好転しました。
買い物客が多すぎる
べデコヴィックが暮らすジャクセヴァック村がクロアチアのザグレブに統合されて以来、たくさんのザグレブの住人がウィークリーフリーマーケット目当てに村にやってくるようになりました。
ザグレブの一部となったかつての小さな村には、人によってはガラクタだと思うようなものを求めて、毎週たくさんの人が集まります。村の住民の一部は楽な小金稼ぎの方法とみていますが、べデコヴィックのような農家にとってはあまりうれしいことではありませんでした。
道の反対側に位置するべデコヴィックの土地
フリーマーケットのためにかなりの人がジャクセヴァックを訪れるため、町には車が溢れかえります。それもかなりの数です。当然のごとく、フリーマーケット用の駐車場ではスペースが足りません。ということで、訪問者たちは好き勝手な場所に駐車し始めるようになったのです。
不運にも、マーケットの反対側にあるべデコヴィックの土地。そのため、マーケット用の駐車場が満車の際の主要な駐車場と化してしまいました。
ザグレブの歴史
べデコヴィックがザグレブの近くに畑を所有するずっと前、そもそもザグレブという町が生まれる前から、この地域はローマ人を含む様々な文明が統治していました。ザグレブは近隣のいくつかのエリアを集めて構成されています。19世紀までにはクロアチア最大の街となりました。
ソ連崩壊後にユーゴスラヴィアが崩壊し、1991年にクロアチアは独立を宣言。べデコヴィックが暮らすジャクセヴァックの村はザグレブに統合されました。
始めは落ち着いていたものの・・・
べデコヴィックの土地はかなりの広さがあり、車の駐車先にはもってこいのように思われました。多くの人は、「他の人もやっているんだから数時間ほど駐車したところで問題ないだろう」と思っていたのではないでしょうか。
しかし、べデコヴィックは再三に渡り、毎週日曜日に買い物客が自分の土地に駐車することを快く思っていない旨を明らかにしています。「車が危険なのは動いている時だけ」と思っている方も多いかもしれませんが、べデコヴィックにとっては違います。
化学物質の漏れ
べデコヴィックの復讐劇の動画がネット上でバズり、「あまりにもやりすぎだ」という非難が殺到しました。ただ、広い土地の一部を横断するくらいなら大したことはありませんが、車を停めるとなれば別問題です。
しばらく走行した後に車を停めると、肥沃な土壌に害を及ぼしかねない有害な化学物質が漏れだす可能性があるのです。
暮らしを脅かす脅威
べデコヴィックは農家であるため、彼の生活は土壌の質とここで生産する作物の品質にかかっています。この地域はザグレブでも最大のゴミ処理場であることを考慮すれば、土地への無断駐車だけが心配要素ではありません。
埋め立てゴミ処理場からのダメージを最小限に抑えるための措置は取られているものの、経済連携協定によれば、後々廃棄物の影響が現れるとされています。
最大の脅威
埋め立てゴミ処理場付近の土壌における最大の脅威のひとつは、雨水が廃棄物の間を流れて生み出される液体である「浸出液」です。水が廃棄物の間でろ過されると、水は危険なメタン、二酸化炭素、酸などの有害物質を吸収します。
この毒性の液体が土壌に帰ると、地面の水分と地下深くの土壌を汚染します。これは農家にとって、作物が毒に侵されてしまうか、何も育たないような土壌になってしまうかのいずれかを意味します。
既にみられる影響
近くにある埋め立てゴミ処理場のお陰ですでにリスクにさらされているため、私有地に違法駐車して、土壌に化学物質を垂れ流されるということをべデコヴィックが望むはずもありません。
はじめは、この問題を利用者に丁寧に伝えようとしてきましたが、逆効果だったようです。彼の土地に駐車する人の数は増加するばかりで、土壌は益々汚染されていきました。
我慢の限界
状況を記録した動画では、毎週日曜日、べデコヴィックの土地に2列に渡って無断駐車の列ができている様子が映されています。べデコヴィック本人からは、自分の土地を脅かす無断駐車を行う人達に対する復讐を行う決意のようなものが見て取れます。その瞬間を待ち望んでいたのかもしれません。
しかし、その復讐内容は悪意に満ち溢れたものではありませんでした。タイヤに穴を開けたり、車を撤去させてしまったりすることもできたはずですが、彼の作戦はなかなか状況に相応しいものだったのです。
プラウ出動
私有地に車を停めないで欲しいと再三丁寧にお願いしたのち、何か別の手を打つ必要があると気づいたべデコヴィック。自分の赤いトラクターに乗り込み、イグニッションにキーを入れて、作業を開始します。
土地を耕作することにしたべデコヴィックですが、刈り取るのは作物ではありません。困惑した人々が見守る中、べデコヴィックは自分の土地に止められている車の目の前を耕作し始めました。
最高の復讐
ほとんどの人はあまり気にも留めていませんでした。日曜であっても、農家が自分の土地を耕作することはおかしな光景ではありません。べデコヴィックは行き来して、土をしっかりと耕すよう心掛けます。
しかし、しばらくすると人々は立ち止まって様子をじっくり観察し始めます。べデコヴィックの腕がいいからではありません。見物人は、何が起こっているか気づき始めたのです。
車が抜け出せない
マーケット訪問者たちが帰宅しようと車に戻ってくると、べデコヴィックの計画の全貌が明らかになりました。かなり土壌がひっくり返されていたため、地面が運転できる状態ではなくなっていたのです。べデコヴィックは耕作された地面から動けなくなった車の傍でほくそ笑みます。
この場所に頻繁に車を停めている人達は、外に出られなくなろうとは思ってもみなかったでしょう。しかし、みんながみんなべデコヴィックのように満足していたわけではありません。多くの人が文句を垂れて、すぐに現場に警察が到着しました。
警察の到着
警察が現場に到着すると、耕作したての土地から身動きが取れなくなっている車を目にして困惑気味。疑問が多数浮かぶ中、警察は自分のトラクターに座っているべデコヴィックの元へ向かいます。普通の状況であれば、交通妨害として起訴されていたところですが、これは普通の状況ではありません。
この土地はべデコヴィックの私有地。しかし地元の経済を活性化させるためには、マーケットのお客の駐車場は必要です。
べデコヴィックの権利
べデコヴィックに事情聴取をした警察は、法律的に言えば全く間違ったことをしていないという結論に達します。動けなくなった車の持ち主からすれば迷惑ですが、べデコヴィックが行ったことは土地の所有者の権利の範囲内です。
許可もなく駐車していたのはドライバーたちの方であり、べデコヴィックには自分の土地を好きな時に耕す権利があります。さらに、自分の所有物を守る権利を保持しています。生活が懸かっているとなればなおさらです。話をしたのち、警察はべデコヴィックに注意をするわけでもなく立ち去りました。
作戦成功
シルバーのプジョーの持ち主である女性は、メインの道路に出ようと必死。前に進んで、リバースして、左へ行き、右ヘ行き・・・それでもここから抜け出せそうにはありません。
はじめはそれほど苦労せずに抜け出せそうな様子でしたが、道路に近づけば近づくほど車はさらに地面に埋まってしまいました。警察官がかわりに運転して、べデコヴィックの罠から抜け出すお手伝いをする羽目になったほどです。
広い心で
べデコヴィックが自分の言い分を立証したのは明白です。女性の車は完全にはまってしまい、警察の力を借りてもどうにもなりません。そこで、相手も懲りただろうと確信したべデコヴィックは、救いの手を差し伸べます。
再びトラクターを走らせて、道路に抜け出せるようにと車の周りの地面を平らにしてあげました。これでこの女性が再びこの場所に駐車することはないでしょう。
べデコヴィックの肩を持つ人々
事件後、べデコヴィックの作戦を映し出した動画が主にYouTube上でバズりました。彼の行いを称賛する声もあります。「人ってすごく自己中な時があるよね・・・この人が教訓を伝えてくれてよかったよ」
一方、「看板を立ててて置くべきだった」、「一般の人はこれが畑だなんてわかるはずがない」と、非難する人達もいました。しかし、大多数がべデコヴィックを支持して、平和的な方法で自分の土地を守った彼を賞賛しています。
駐車料金を請求?
視聴者の一部は、小金を稼ぐためのチャンスに利用することもできるのでは、と指摘しています。「悪いけど、駐車させてあげてもよかったんじゃない?この一帯に線を張って、駐車料金100ドルを請求するとか」
確かにこれも選択肢ではありますが、ここに停めること自体に問題があるわけではなく、車が作物に及ぼし得るダメージが問題なのです。
真の問題への理解
理解を示す視聴者は次のようにコメントしています。「駐車を支持する人達へ。もう一回理性的に考えよう。車は土壌にダメージを与えていて、車から排出される毒が地面に浸出しているんだ」。埋め立てゴミ処理場がかなり近いこともあり、べデコヴィックにとってはこの状況は二重苦です。
毎週日曜日の私有地への駐車で毒を排出されますます土壌へのダメージを増加させることになるなど、望むはずもありません。違法駐車をした訪問者は、法の裁きを受けるべきであるという意見まで出ています。
楽しい場所とは言えない空港だけど・・・
空港で失礼な人に出くわしたことはありませんか?ほとんどの人には経験があるはずです。2017年、最高に失礼な空港のお客に出くわしたコメディアンのスティーブ・ホフシュテッター。かなりイライラさせられたスティーブは、復讐を誓います。
「プロ・リベンジ」のサブレディット内およびFacebook (後日投稿) にストーリーの全貌を投稿。どちらもすぐに話題となりました。やり過ぎたかもしれないと認めてはいますが、どうでしょうか?ご自分でストーリーを呼んで判断してみてください。
事の始まりはイヌの排便
事件が起こったのはロサンゼルス国際空港 (LAX)。自分のターミナルに向かって歩いていたところ、大きな声で電話をかけている女性に気が付きます。しかし、問題はそれだけではありません。
その女性のイヌがしゃがみ込んで、ターミナルの床に排便をし始めたんです。汚いだけでなく、飼い主のエチケットの欠落が浮き彫りになる事態です。さて、女性は排便の処理をしたかというと・・・もちろんそのまま放置していきました。
スティーブ以外にも気づいた周りの乗客
この光景を目にして立ち止まったのはスティーブだけではありません。他のたくさんの乗客たちも、驚きで目を丸くしました。とある男性が飼い主に近づいて、控えめに話しかけます。「すみません。イヌが・・・」と言って、排便中のイヌを指さしました。
犬の飼い主は信じられないと言った様子で、そのまま大声で通話を続けたそうです。さらに女性は悪びれる様子もなく、「マジ失礼な人っているよね」と電話の相手に怒鳴ったそうです。
悪びれる様子まるでなし
犬のことを注意した男性を完全無視。スティーブによれば、イヌが排便を終えるなり、女性は歩き去って行ってしまったそうです。自分では飼い犬の便を片付けるそぶりすら見せませんでした。
すると、別の見物人が驚いて女性に話しかけます。「それ、片付けないんですか?」飼い主はその質問に関してこう答えました。「空港にはそのための人がいるでしょ」。余りにも尊大な態度に周りも驚愕。
基本的なマナーのかけらもなし
「イヌをフライトに連れてくること自体に反対してるわけじゃない」と、スティーブは話します。「俺も時々するしね。でも俺はその特権を真剣に考えてる。イヌをちゃんとトレーニングして、普通の人間よりも全然お利口に振舞うように躾けてるんだ」
さらに、ロサンゼルス国際空港にはペットの排便用のスペースが備え付けられています。スティーブによれば、このエリアは「飼い主が犬に排便させた場所から2つゲート先」。もう、言い訳の余地もありませんよね。
掃除
空港のお客、出したてのイヌの便と共に残されたスティーブ・ホフシュテッター。取りあえず犬のフンの傍に立って、気づかない人が踏んづけてしまわないように配慮したそうです。その間に、他の見物客の1人が清掃員を呼びに行きます。
「誰も何も言わなかった。こんなにひどいことを平気でする人がいるということにショックを受けてたんだ」と、投稿の中で明かしたスティーブ。ひどいバカげたこの状況に関して、誰も口を開くことが出来なかったんです。
これにて一件落着・・・?
しばらくしてかわいそうな清掃員が到着し、フンの山を処理してくれました。スティーブは「この事は忘れよう」と自分のゲートへ向かいます。みなさんはこれにて一件落着だと思いましたよね。さて、そうはいきません。
スティーブがゲートに近づくと、聞き覚えのある大きな犬の声が聞こえてきました。自分と同じゲートの待合スペースにいるのはあの女性。「マジか、この人も一緒に東京まで行くのか」
加速する失礼な態度
飼い主より先に目に入ったのは、あのワンちゃん。イヌは別のお客が傍を通るたびにガンガン吠えます。さらに最悪なことに、飼い主の女性はまだ大声で通話中。今度はヘッドホンすらしていません。
飼い主のうるさい電話が終わると、周りの乗客は安堵に胸をなでおろします。しかしそれもつかの間。今度はヘッドホンを使わずに大音量で音楽を聴き始めたのです。自分以外の人間がこの世に存在しないと思っているかのような振舞いです。
困り果てた末・・・
ここまでくると、スティーブも我慢の限界でした。「社会病質者という言葉を軽々しく使うつもりはないんだけど、ここまで自己中で最悪な人間を説明する言葉が他に思いつかない」
「こういう子だから、どこかの駐車場に3台分のスペースにまたがって長期間駐車してて、車体にはこどもの自転車にぶつけてついたペンキの跡でもついてるんじゃない?」とジョークを交えて話すスティーブですが、空港で起こった事件はジョークでも何でもありません。
思いついた作戦
怒りと懸念を覚えたスティーブは、失礼な女性に対する報復計画を思いつきました。12時間もフライトを共にするなら、一度は偉そうにしている女性に思い知らせてやりたいと考えたんです。
「海外に行くとき、空港の床に動物のうんこを放置することより100倍マシなことをしてる他のアメリカ人を見ても恥ずかしく思うことがあるんだ」。ということで、この女性にちょっとしたいたずらを仕掛けて思い知らせてやることにしました。
計画開始
計画を成功させるための鍵は、フェイクのアクセント。さらに、彼女をより慌てさせるために、飛行機の離陸まで1時間を切ったところまで待機しました。
スティーブによれば、ゲートに集まる人達はうるさいDJから離れて座っていたそうです。「でも俺は違ったんだ」。スティーブは計画を実行させるため、彼女の真横に座ります。
女性の1日を台無しにした一言
スティーブは女性の横に座ると、フェイクのイギリス英語で話しかけます。「ロンドンへはお仕事ですか?」女性は不快でうるさい音楽を邪魔されて気分を害した様子。「私が行くのは東京ですけど」と、ぶっきらぼうに答えて再び音楽を聴き始めました。
それに対して、思いっきり混乱したようにスティーブは次のように返します。「え。急いだほうがいいですよ。そのフライトはゲート53Cに移動になったんです。このフライトはロンド行きですよ」
期待以上の大成功
「次にどうなるかは予想できなかった」。スティーブがうそをついていることに気づく前に、ちょっとだけパニックにさせてやろうというつもりで実行した計画。ところが、女性はバッグと犬を掴んで、慌ててゲートから走り去ってしまったのです。
「自分のことしか見えてなかったみたい。目の前のモニターにはまだ『東京』って表示されてて、周りの殆ど全員が日本人だってことに気づかなかったんだよ」。スティーブは、女性が間違いに気づいてゲートに戻ってくるとばかり思っていました。
完璧な仕返し
スティーブは、女性がよく考えもせずスティーブの言葉を鵜呑みにするとは思ってもみなかったんです。「どうやら俺のことを信じたみたいなんだ。でもそれなら、優しくしてくれた人にお礼のひとつも言わなかったってことだからさらにイヤな奴だね」
正しいゲートから大股で歩き去っていく女性の姿を見送ったスティーブ。「マジ失礼な人っているよね」、と彼女の言葉を借りてジョーク交じりに語ります。元々の意図とは裏腹に、復讐劇は女性にかなりの痛手となりました。
どこまで信じたのか?
東京行きのフライトの搭乗口は69A。53は巨大なロサンゼルス国際空港の反対側に位置しているはずです。迷子にならなければ、15分くらいで行ける場所でしょう。イヌとスーツケース2つを持っていることを考えれば、それよりもう少しかかるかもしれません。
「ゲート53Cは存在しないということを説明するスタッフにあの女性がガミガミ怒鳴るかと思うとスタッフに申し訳ない気持ちになったよ」
女性は戻ってきたのか?
16ゲート先まで女性を走らせたスティーブですが、そもそも53というゲートは存在しません。この時点で、恐らく女性が迷子になるであろうことは目に見えていました。「周りの人をひどく扱ったことへの仕返しに、少しぐらいパニックにさせてやろうと思っただけなんだ」
この時点で、搭乗まで残り45分。スティーブと乗客は、犬の吠え声やうるさい音楽に邪魔されない時間をやっと楽しむことが出来ました。
女性は・・・?
平安と静けさの中で、時間は刻々と迫ります。客室乗務員が東京行きのフライトへの搭乗を開始した時には、あの失礼な女性の姿はありません。スティーブは怒り狂った女性が帰ってきた場合に備えてしばらく待つことにします。最高の復讐劇のエンディングを見逃すわけにはいかないですもんね?
結局、最後に搭乗したスティーブン。客室乗務員には「人を待っていた」と伝えて、飛行機に乗り込みました。
平和なフライト
結局女性を見かけることはなかったため、間に合ったどうかは不明です。「離陸前にこのフライトに戻ってこれたかどうかはわからない。」とスティーブはFacebookに投稿しています。「でも機内でこの女性の姿はなかったし、イヌの鳴き声も聞こえなかった」
この失礼な女性はフライトに間に合わなかったとみて間違いないでしょう。そうでなかったら、またうるさい音楽に悩まされていたはずです。今日の今日まで、正しいゲートに戻ってくるまで45分以上かかった理由はわかっていません。
やりすぎ?
「フライトに乗り遅れさせたかったわけないんだ。でも周りのみんなに失礼な態度を取って安月給のスタッフにペットのフンを片付けさせたことへの罰だって考えれば自業自得じゃないかな」。ただ、多くの人の許容範囲を超えていることは明らかでしょう。
「でもデルタには毎日東京行きフライトが1本しかないって考えると、やりすぎたのかなとは思う。マズかったかな」
賛否両論
ネット上の話にはありがちですが、スティーブのストーリーも賛否両論を受けました。殆どの人はただ面白いと思ったようです。「フライトカルマ」はフェイクストーリーだとコメントした人もいます。ひとつはっきりしていることは、自分のスタンドアップの舞台で試せそうな話だということですよね。
スティーブは投稿を次のように締めくくっています。「別の航空会社で予約できるかもしれないね。空港にはそのための人がいるって聞いたから」