あなたの思い出のぬいぐるみも元通り?ぬいぐるみ病院の心温まるストーリーとは
あなたの幼いころを思い出してみてください。あなたにも思い出の大好きなぬいぐるみと一緒に育った記憶があるのではないでしょうか。多くの人は、大人になっても大切にしている特別なぬいぐるみがあると思います。
しかし残念なことに、ぬいぐるみを愛することがぬいぐるみの状態を保つのに最善とは限りません。ぬいぐるみは時間の経過とともに消耗し、最終的には愛されすぎて汚れ、くったりしてしまいます。しかし、なんと日本にはぬいぐるみを助けてくれる病院があります。
ぬいぐるみを再生したい?
フモフモランドぬいぐるみ病院は、ぬいぐるみのためだけに作られた病院です。この病院では、お風呂やスパ、手術、修復など様々なサービスを提供しています。
患者さんの写真が見える病院?
この病院では、預かっているぬいぐるみたちのケアも大切にしていて、できるだけかわいい方法で修復やお世話をしているそうです。病院で、最高のケアを受けている「患者さん」の写真は、毎回ツイッターに投稿しているので私達もみることができます。
様々なケアの提供
ホームページには、数多くのサービス科が掲載されていてかなり充実しています。外科、内科、皮膚科、整形外科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科の他に、メンタルケアルームまでも併設しています。
誰にだって休息は必要
アメリカでは、50%以上が子供の頃のテディベアを未だに大切に保管しているという調査結果までありますが、それはぬいぐるみへの愛情は世界共通であることが分かります。しかし、そんなぬいぐるみの身体や心のケアをするのは大変な作業でしょう。
完璧な管理体制
フモフモランドぬいぐるみ病院は「当院では、入院中の不安を少しでも軽減するために、スタッフによる24時間体制のきめ細やかな看護・ベッドシェアシステムを導入し、安心して入院できるように努めています」と説明しています。
処置の完璧さは、感動モノ
ツイッターでは、入院したぬいぐるみのビフォーアフター写真を見ることができます。中には、驚くほどの変化が見られるものも多々あります。短い時間と多くの愛は、時に想像以上の結果をもたらします。
家族のように
院長は「当院は家族の一員である大切なぬいぐるみの専門病院になりました。当院の理念のもと、多くの患者様をお迎えし、多くのご家族の気持ちに耳を傾けています。」と伝えています。
言葉がなくても感じる思い
"彼ら[ご家族]の中で強く感じたのは、患者さんはかけがえのない尊い命であり、ご家族が患者さんを深く愛しているということです。ご家族が末永く一緒にいられるように、ご家族にはいつまでも元気でいてほしいと思います。"
病院が掲げる3つの約束
健康法人社団 フモフモランドぬいぐるみ病院では、ケアの理念を「質」「ケア」「思い出」の3つの約束に絞り込んでいます。この3つにこだわることで、病院は素晴らしい仕事をすることができるのです。
質を大切に
当院では、患者さんに最新の治療を提供できるように、新しい修理方法の研究に多くの時間を費やしています。これは、患者さんに何かあったときのために準備しておくことにつながります。
ケアに重点を
この病院は、家族と離れている患者さんが自宅にいるような気持ちになれるように、できる限りのことをしてくれています。24時間看護師が常駐しており、添い寝も可能なので寂しい思いをすることはありません。また、ぬいぐるみに手紙を書いてもらい、回復するまで読んでもらうこともできます。
彼らの中でも最高の時間になるように
病院は、ぬいぐるみが行くのを嫌がるような場所にはしたくないので、リラックスできるような魅力的な環境を用意してくれます。他の患者さんにぬいぐるみを紹介してくれたり、元気になったら写真をたくさん撮ってくれたりします。
ハッピーな姿で退院
開院以来、6000人以上の患者さんを治療してきました。ホームページにも過去の患者さんのリストやビフォーアフター写真が掲載されています。そして、その写真にはどれも素敵な笑顔で満足そうに写っています。
メンタルケアも大切に
入院した患者さんは、敏感肌の方でも安心して入浴していただけるよう、長めのお風呂を用意しています。これは、患者さんのために特別に開発された洗浄剤を使用しています。細かいところまできちんとケアが整っています。
ぬいぐるみには入院オプションも
一般的には、ぬいぐるみのケアは前もって予約しておく必要があります。診療の時間は、家族が自ら友達と一緒に来院したり、遠方に住んでいる場合は「ボックスバス」を利用することができます。
全ての患者が宿泊手術を受けるわけではない
軽度の場合、病院は患者さんの予約の日に治療を施し、その日のうちに帰宅させます。通常、「手術」が必要な患者さんだけが泊まりで入院することになるのです。
ぬいぐるみには保険が効かない
しかし、料金は保険が効くわけではないので、それなりにかかります。滞在費は、大体約4500円前後で、もしその他に必要な作業があれば追加料金として加算されます。例えば、手足を再装着してもらうのに1500円かかるとか、禿げやシミを治すのに500円くらいかかるなど。
多くの時間を費やすことも
もしあなたのぬいぐるみのお友達が、縫い直したり、大きな手術を必要とする場合は、すべてを治すのに6ヶ月かかることもあります。しかし、その全ての治療が終わったあとの家族との再会は感動です。
変わり様に驚きを隠せない
あなたの大切なぬいぐるみにできることは、その処置のすばらしさに感動し、そのぬいぐるみたちをまた可愛がってあげることです。病院は、以前のような形を忠実に正確に再現しようとしていますが、それは常に簡単なことではありません。
時にはすべてを変える必要も
病院のホームページでは、危篤状態にある患者が新しい顔や新しい肌の再生が必要な場合、入院した時とは少し違った顔になることがあると説明しています。特に耳の大きさや笑い方については、100%の再現はかなり難しいという。
毎月更新されるアルバム
病院のブログやツイッターでは、治癒の様々な段階にある患者さんのアルバムを掲載してくれています。また、あなたのぬいぐるみが写っている写真は、メールで個別に送ってくれたりもします。
特別なケースはドキュメンタリーになることも
彼らは、かなり古いぬいぐるみのような特殊なケース、または多くの作業が必要になるぬいぐるみを修復する場合は、そのプロセスをドキュメンタリー番組のような形で仕上げます。
どの患者も院長の問診があります
院長は、入院時に一人一人の患者さんを個別でチェックしてくれるそうです。院内では、患者さん一人一人に敬意と愛情を持って接してくれます。こうすることで、多くの患者さんが安心して入院や治療を受けることができるのです。
リハビリも勧める
患者を退院させる前に、患者が今後どんな人生を送るにしても、きちんと準備が整っているかを確認します。手足が動かせることを確認し、最も強い抱擁にも耐えられることも再度確認します。
薬も処方する
もちろん、この薬はただの飴なので、患者さんの家族と共有することもできます。キャンディは、患者の体を癒すには必要なものですが、きちんと惜しげもなく服用しましょう。あまり長い期間は保存できません。
病院には談話室も
この談話室には、患者さんたちが集まってきて、新しいお友達を作ることができます。また、毎月末には家に帰るぬいぐるみたちのためにパーティーを開く場所でもあります。
全ての人が利用できる病院
ぬいぐるみ病院では、外国人の患者さんも受け入れており、世界中から様々なぬいぐるみを受け入れています。もちろん、修理して帰ってくるまでには、国内の患者よりも少し時間がかかるかもしれません。
病院は全ての患者を助けたい
昔、仲良かった友人を修復したいと思っている人なら、誰でも利用することができます。これまでのところ、ぬいぐるみが修理不可能だといって、追い返したことは一度もないそうです。
甘いご褒美?
病院は、毎朝患者さんのために美味しい朝食を作ってくれます。パンケーキとコーヒーで目を覚ましたいと思う人には、完璧な入院システムかもしれません。
なんて素敵な病院なのでしょう
この記事を見て、あなたも押し入れにしまった過去の友人や、ベッドに置いているかわいい友人を少し修復したいと思いましたか?そんな思いをこの病院はすべて叶えてくれます。これから先もずっと一緒にいられるようにぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか?